４０代　男性

ぎっくり寸前の腰痛は、過去に２回ぐらい経験。

引っ越し時の翌日など、イレギュラー動作、姿勢をとった際に起こっているとの事。

普段のお仕事は、デスクワーク中心である。

社会人になってからは、ほとんど運動はしていない。

マッサージはたまに身体疲労時に受けるとの事。

全身をチェック

デスクワーク時の姿勢の影響か、前傾（猫背ぎみ）。

主訴の腰部、背部のコリ張りは強力。

足部は、柔軟性が落ち、浮腫みの兆候があらわれている。

左足の疲労度は、右よりも強い。

施術

足から始りめる。軸足となっている左のふくらはぎをストレートに押していく。

沈み込んでいくが、反発力は弱い。疲労が深部に溜まっている。

ツボ押しを一通りする。

その後リンパの流れと静脈の戻りを改善する為、ひたすら揉みを繰り返す。

上半身に移る。

腰部の腸骨との境のところに痛みがあると言われる。

その箇所は、いらわずに周囲のコリの解消を狙う。

脊椎の両横の筋肉のほぐし、ツボ療法を組み合わせ進めていく。

背中側の肩甲骨との際の深部に四指を入れ込み、肩甲骨全体を動かしながらほぐす。

可動範囲がひろがり、肩の動きが改善していく。

腰部、背部のねじりストレッチを加え、ほぐし効果をアップさせる。

再度姿勢のチェックを行う。

胸郭が広がり、猫背気味の姿勢が改善していた。

腰部、背部にあった違和感がなくなり、身体が軽く、楽に動くとの事であった。