背筋を伸ばそう・腰痛予防
子供の頃から姿勢が悪く猫背気味。
背筋を伸ばそうとするが、なかなかうまくはいきませんでした。
現在の整体マッサージの仕事を始めて、身体のしくみやメカリズムを理解・実践で楽にできるようになりました。
骨盤が重要です。骨盤は、体の姿勢維持の土台。
これが後ろに傾くと姿勢が悪くなり、腰にも負担がかかります。
骨盤を起こすと、背筋がピンと伸び、腰痛予防にも効果があります。
椅子に座るときに、骨盤を前に傾けて、恥骨や太ももが椅子の座面に当たるように座る。
そして顔を前に向けると、背中に力を入れなくても背筋がすっと伸びます。
骨盤が後ろに傾いているときと比べると、お腹を折り曲げずにすむので、内臓を圧迫しない。
もう少し詳しく説明すると、
おしりの後ろの方を触ったときに骨のでっぱりを感じる部分、
椅子に座って上半身を前に傾けていくと、椅子からその部分が浮く。
そこから前を向くように上半身を起き上がらせる。
このとき、腰だけで反らせないことがポイント。
腰だけで反らすと腰痛を引き起こすので要注意。胸から背骨全体で上半身を引き上げる意識が必要。
ひざが腰より高いと骨盤が後ろに傾きやすいので、椅子が低い場合は座布団を敷くとやりやすい。
続けると股関節の可動域も広がり、股関節が硬くなるのも防止できます。
立つ時は、骨盤の幅より狭めず、足は逆八の字。体重は親指側だけでなく、小指側にもかけて。
体の使い方、姿勢がわかると、肩こりなどの防止に役立ちます。